2014年(平成26年)10月8日(水)〜10日(金)の3日間、東京ビックサイト(東京都江東区)において、『食品開発展2014』が開催されました。
多くの企業・団体が出展している中、協会の正会員・株式会社テクノトレーディング(東京都新宿区・代表取締役 宮崎治男)が、グリストラップの新しい清掃方法である「石鹸化衛生工法」(製品名:グリピカ)を出展しました。
8日(水)と9日(木)には、プレゼンテーションプログラムにエントリーして、聴講者の目の前で、油脂分がこの工法により瞬く間に石鹸化される様子を実演しました。
「石鹸化衛生工法」は協会の推奨品でもあり、協会職員がプレゼンテーションの中で、推奨に至る経緯等をお話し致しました。
グリストラップは、飲食店などで使用済みの油をそのまま排水しないために、水と油脂分を分離させる装置です。これまで、油脂分は産業廃棄物として法令に基づき処分していましたが、「石鹸化衛生工法」は油脂分を特殊技術により装置内で石鹸化して、排水管に付着している汚れを落としながら排水できるようにするものです。
石鹸水なので、水質汚染・水質汚濁の原因にならず、さらに産業廃棄物処分に際してのCO2排出量の削減にも貢献するものです。
さらに、焼成カルシウム成分の消毒剤の併用により細菌対策も考慮しています。
協会としても「石鹸化衛生工法」が今後、広く普及することを期待いています。
○レポーター:岸本(協会事務局)