温泉の主浴槽からレジオネラ菌、一部使用中止/愛媛
2017年(平成29年)3月15日付け愛媛新聞は、愛媛県新居浜市は14日、観光施設マイントピア別子の温泉施設「別子温泉天空の湯」(同市立川町)の主浴槽から基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出されたため、同日から男女の主浴槽のみ使用を当面中止すると発表した、と伝えた。
ほかの露天風呂など24浴槽では異常値が検出されていないとして、温泉施設の営業は継続する。
指定管理者の市の第三セクター「マイントピア別子」(社長・石川勝行市長)と市運輸観光課によると、県条例などに基づく水質検査のため2月27日に7カ所で採水した。検査機関から3月13日、屋内の主浴槽(男女計約28平方メートル)から厚生労働省の水質基準(100ミリリットル当たり10CFU未満)の2倍となる20CFUのレジオネラ属菌が検出されたと報告を受けた。