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レジオネラ症感染者数、過去最多を大きく上回る1,000名を超える報告数に要注意!!(随時更新)

レジオネラ菌 感染男性死亡 野田/千葉

 2016年(平成28年)2月2日付け千葉日報は、千葉県は1日、野田市の会社員男性(59)がレジオネラ菌による感染症を発症し、呼吸困難を伴う「レジオネラ肺炎」により死亡したと発表した、と伝えた。
 県疾病対策課によると、男性は先月8日から食欲不振や吐き気といった症状を発症した。呼吸困難などの症状が悪化したため16日、同市内の病院に搬送され、レジオネラ症と診断されて入院。同肺炎のため31日に死亡した。野田保健所の調査では、原因施設を特定できなかったという。
 レジオネラ症は温泉施設の風呂などに分布する同菌を吸入して感染する。同症による県内の死亡事例は2013年9月以来。昨年は県内で77人が感染したが、死亡事例はなかった。
 同課は「適切な抗菌薬の投与で治療可能だが、治療が遅れると重症化し、死亡することもある」として、症状がある場合は速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けている。

※感染源は特定されていませんが、国内でのレジオネラ症の感染源が入浴施設などの水を利用する
 設備であることが多いこともあり、注意喚起の観点から掲載しています。

ニュース資料:2016年(平成28年)2月2日(火)千葉日報