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レジオネラ菌、消毒で基準値下回る川越市の施設浴場が再開／埼玉

　2015年（平成27年）9月5日付け埼玉新聞は、ごみ清掃工場の焼却施設の余熱を利用した健康増進施設「なぐわし公園ＰｉＫＯＡ」（川越市鯨井）の浴場から肺炎などの原因となるレジオネラ属菌が検出された問題で、川越市は4日、「消毒などの是正措置を講じた結果、基準値を下回った」として、使用を中止していた浴場を5日午前9時から再開すると発表した、と伝えた。
　市公園整備課によると、8月21日、施設の露天風呂浴場から市の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたため、同施設の屋内外の浴場計10カ所の使用を中止した。21日夜から22日にかけて、全浴場の浴槽と、ろ過装置などを消毒。22日夜に採取した水の検査の結果、基準値を下回った。
　同施設は2012年8月に開業。浴場は半年に1回、定期的な水質検査を実施しているが、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたのは今回が初めてだった。

ニュース資料:2015年（平成27年）9月5日（土）埼玉新聞

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