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<自主回収>「いろはす」にカビ 近畿・九州などで70万本

 2012年(平成24年)10月10日(水)付け産経新聞は、コカ・コーラウエスト(福岡市)は10日、子会社が運営する大山(だいせん)工場(鳥取県伯耆町)で製造したペットボトル入り清涼飲料「い・ろ・は・す みかん」(555ミリリットル)にカビが混入したとして、近畿、中国、九州北部に出荷された約70万本を自主回収すると発表した、と伝えた。
 同社によると、9日までに、近畿地方の消費者や小売店から「白く濁っている」などと計3件の指摘があった。
 社内調査をしたところ、「エクソフィアラ」というカビが検出された。
 製造設備の洗浄殺菌が不十分で、ペットボトルに溶液を入れてふたをする際、空気中からカビが混入した可能性があるという。
 同社は「飲用しても健康への悪影響はない」としている。
 回収対象は、賞味期限が2013年7月8日の商品。
 大阪、広島、福岡など2府12県で販売された。
 問い合わせはコカ・コーラ製品回収事務局0120・258697。

 コカ・コーラのホームページは、http://www.cocacola.co.jp/info/notice_20121010.html

ニュース資料:2012年(平成24年)10月10日(水)産経新聞