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レジオネラ症感染者数
■2017年 第40週(10月8日現在)のレジオネラ症感染者数
 国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報(IDWR速報データ)
 第40週の速報によると1,313名の感染者が報告されました。
 (グラフ①参照)※別ページで表示(PDF)
 昨年(2016年)の同週は1,193名で、10.1%増えています。

 今週は先週の51名から一気に34名に減少しました。
 これで、ようやく落ち着くのでしょうか?

 落ち着きだしたところで、今週は、9月末(第39週)時点での今年のデータを振り返ってみましょう。
 ※カッコ内は、前年9月末の人数(丸数字は順位)
■報告数が多い都道府県
 ①東京都  115名 (①98名)
 ②広島県   94名 (㉕19名)
 ③愛知県   79名 (④61名)
 ④埼玉県   74名 (③65名)
 ⑤神奈川県  70名 (②84名)
 ⑥大阪府   61名 (⑤57名)
 ⑦兵庫県   54名 (⑦50名)
 ⑧千葉県   47名 (⑥54名)
 ⑨宮城県   45名 (⑪29名)
 ⑩茨城県   40名 (⑩34名)
■報告数が少ない都道府県
 ①佐賀県   2名 (② 2名)
 ②高知県   3名 (② 2名)
 ③鳥取県   4名 (② 2名)
  島根県   4名 (⑤ 4名)
 ⑤秋田県   5名 (㉘25名)
  山梨県   5名 (⑧ 6名)
 ⑦鹿児島県  6名 (⑰13名)
 ⑧青森県   7名 (⑥ 5名)
  香川県   7名 (⑨ 8名)
 ⑩愛媛県   8名 (⑰13名)
  長崎県   8名 (⑨ 8名)
  宮崎県   8名 (① 1名)
参考:9月末(第39週)時点の都道府県別報告数の同週比較
※別ページで表示(PDF)
■感染地の報告が多い都道府県
 ①広島県   84名 (㉕13名)
 ②東京都   62名 (②44名)
 ③埼玉県   52名 (③43名)
 ④神奈川県  45名 (①46名)
 ⑤愛知県   44名 (⑤37名)
 ⑥兵庫県   40名 (④41名)
 ⑦長野県   35名 (⑨27名)
 ⑧静岡県   34名 (⑨27名)
  大阪府   34名 (⑧28名)
 ⑩宮城県   32名 (⑪25名)
■感染地の報告が少ない都道府県
 ①鳥取県   0名 (① 0名)
 ②山梨県   2名 (⑫ 7名)
 ③香川県   3名 (⑦ 3名)
  佐賀県   3名 (④ 2名)
  長崎県   3名 (⑫ 7名)
 ⑥高知県   4名 (① 0名)
 ⑦岩手県   5名 (⑩ 6名)
  秋田県   5名 (㉝21名)
  島根県   5名 (④ 2名)
 ⑩青森県   6名 (⑧ 4名)
  奈良県   6名 (⑧ 4名)
  和歌山県  6名 (⑰10名)
参考:9月末(第39週)時点の都道府県別感染地報告数の同週比較
※別ページで表示(PDF)
 ※感染地の報告数は、医療機関により患者がどの地域で感染したか特定して報告した数値

 これらのデータを見ると、報告数が多い地域と少ない地域の順位は、今年も昨年もそれほど変わらないと言うことでしょうか。
 比較的人口が多い地域が報告数が多い傾向にあるようです。
 ただ、報告数(上段)と感染地(下段)のデータに出てくる都道府県が一致していないことも着目すべき点かと思われます。
 今年は、広島県が3月の集団感染があったため多くなっていることと、秋田県の減少数が多いことが特筆されます。

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このページのグラフは、国立感染症研究所(NIID)が公表する感染症発生動向調査週報(IDWR)のデータに基づき、協会が作成したものです。
 ※それぞれのグラフをクリックすると大きなグラフがご覧になれます。
① 年度別レジオネラ症例数
(1999年以降)
年度別レジオネラ症例数(1999年以降)
別ページにて表示(PDF)

② レジオネラ症報告数・月毎累計
(過去8年間)
③ 月別レジオネラ症報告数
(過去8年間)

レジオネラ症報告数・月毎累計(過去8年間) 月別レジオネラ症報告数(過去8年間))
別ページにて表示(PDF) 別ページにて表示(PDF)

④ レジオネラ症報告数・週毎累計
(過去8年間)
⑤ 週毎レジオネラ症報告数
(過去8年間)
レジオネラ症報告数・週毎累計(過去8年間) レジオネラ症報告数・週毎累計(過去8年間)
別ページにて表示(PDF) 別ページにて表示(PDF)
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入浴施設では、ろ過装置を含めた配管の定期的な洗浄(専門の業者に委託することが多いと思います)と施設の担当者による日常の清掃・消毒の実施が、レジオネラ症をはじめとする感染症の対策には不可欠であり、また、衛生的な状態が保たれていることを確認するための水質検査も大切です。
 銭湯やスーパー銭湯などの入浴施設、ホテル・旅館のお風呂を管理される方は、衛生管理を十分に行い、万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お願いします。
 また、お風呂がある高齢者施設も同じく、衛生管理の徹底をお願いします。
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見た目はもちろん大事ですが、目に見えない菌が潜んでいる可能性も考えながら、清掃や洗浄とともに消毒剤などを使うことも考えて頂きたいと思います。
 日々の作業は大変かも知れませんが、清掃・消毒のポイントをしっかり押さえて行いましょう
 過信は禁物です。これまで何事もなかったからこれからも大丈夫とは限りません。常に緊張感を持って衛生管理を行うようお願いします。
 
 見た目はきれいでも、そこには様々な菌が生存していることもあります。単なる清掃だけでなく、滅菌・消毒という菌対策も是非、実施して欲しいものです。
 また、日々の清掃・消毒・点検等の後には、その内容(箇所・時刻・数値など)を管理表などの書面に必ず残すようにしましょう。

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厚生労働省は、平成27年3月31日付けで「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」について、厚生労働科学研究で最新の知見等が得られていること等を踏まえ、本マニュアルを改正するとの通知を出しました。
 また、これまでのマニュアルとの比較一覧も作成されています。→ここをクリック
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 営業者及び管理者の衛生管理に対する意識が高いか低いかで、施設の衛生管理状況は大きく変わります。
 地域や団体、行政機関などが主催するレジオネラ対策等の講習会がある場合には積極的に参加して、最新の情報や知識を身につけ、日常の衛生管理を向上させましょう。

 また、日常衛生管理が適切に行われていることを確認するために、レジオネラの検査も行いましょう。

 なお、衛生管理を行う上で、薬剤や機械に頼りすぎないことも大事です。
 どんなに良い薬剤や機械を使っていても、管理する人がその使用方法・メンテナンス方法等を正しく理解していなければ、意味がありません。
 管理の知識を向上させましょう。最終確認は人の目・手で行いましょう。


いつ学ぶか? 今でしょ!!正しい衛生管理は、正しい知識から!!

水を利用する設備(循環浴槽、冷却塔、人工池・噴水など)を起因とするレジオネラ症等の感染症を防止するためには、衛生に関する知識と安全に対する意識の向上が不可欠です。
入浴施設(スーパー銭湯etc.)、ホテル・旅館、高齢者施設などで衛生管理を担当している方は、まずは学ぶことから始めてみませんか?

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